D塾とは
若手社員の多くは、目の前の自分の仕事をこなすのに精一杯で、業務から習得できるスキルや知識以外のビジネスに必要な知識を身につける機会が中々ありません。そこで、若いうちに身につけてほしい仕事の習慣やスキルに加えて、普段の業務では中々触れることのできない経営の数字の話など、会社・社会の一員として役立つ知識を3つのカテゴリーに分類し、少人数の講義形式で進めていきます。1つの講義は 90分程度です。
コース
Business Basicコース
受発注の手続き、契約の種類など商取引の基本的な仕組みから、会社の運営の基本まで、ビジネスマンとして知っておくべきことをわかりやすく説明します。
Skills Basicコース
めんどうなことも習慣化してしまえば何でもない。「いい仕事の習慣」を若いうちから身につけてほしいという思いから、ちょっとした仕事のコツや工夫を紹介します。
Technical Basicコース
仕事をする上での技術的な基礎を身につけます。ときには、高校数学の復習も。三角関数、空間とベクトル・・・まさに塾。
定員:12名
持物:筆記用具
お申し込み・お問合せ:社外の方の参加も受付ます。
過去の講義
第1回 「会社と会社の取り引きについて」
契約とは? どんな種類の契約があるのか、また手続きは?
実際の見積書・注文書~請求までの流れは?何を記載するのかを解説。
第2回 「Personal Information Management」(自分の情報管理から)
メモ、ノート、手帳、どうやって使い分けるのか?
時間を管理するのは予定を書いておくだけでいいのか?
日常の仕事の基本的な習慣についてレクチャー。
第3回「やり直しの数学」
仕事で必要な「空間座標とベクトル」「三角関数の基礎」を復習。
第4回「売上げ、利益、原価、決算・・」
売上げ、利益、原価などわかっているようで、わかっていないのでは?
また、会社の1年の成績表にあたる決算書について解説。
第5回「会議に強くなる(社内編)」
日頃の会議はうまく進行していますか?
コーディネータの役割、参加メンバーの役割から、やってはいけないことなど具体的事例で説明。
第6回「CAD の基本を知っておこう」
3次元CADの歴史から、進化してきたアーキテクチャと今後の方向性を解説します。
第7回「説明について考えてみよう」
「ようわからんなぁ?」と言われないために、どうやって説明すればいいか。新聞が読みやすいのはなぜか? 人が話を聞いて理解していく構造はどうなっているかから解説します。
第8回「説明について考えてみよう」(実践トレーニング)
第7回の内容をよく理解した上で、受講生がテーマを決めて発表。やってはいけないことをやっていないか。言いたいことは伝わったか。受講生どうしのレビューも含めて全員参加で実践トレーニングをします。
第9回「読んでもらえる資料の作り方」
まず A4 1頁でしっかり読んでもらえる資料作りをマスターしよう。
読んでもらいやすい資料の基本型をベースに、報告資料、検討資料、提案資料、議事録等のバリエーションをテンプレートを使って解説します。
第10回〜第19回「ロジカル・シンキング」(読書会形式)
論理的な説明を身につけるための良書「ロジカルシンキング ~ 論理的な思考と構成のスキル」(東洋経済新報社)をグループで読書会形式で音読と解説。
途中の問題は全員で考えてみる。最終日には各自の自由課題を学んだスキルを使って発表。