こんにちは。ふくちゃんです。
アップUP通信の7月号は、ワイドいちの芸術肌家のTさんが作ってくれました!
どうぞお楽しみください♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
じょじょに暑くなってきて、キャンプや花火など野外で過ごすことも多くなりますね。
この季節、虫たちの活動も活発になってきます。
毎年登場するハエ、蚊、ハチ等に加え、外来種の虫も発見されています。こわいですね~。(-_-;)
ということで、今月は敵を知るべく「イヤな虫」についてお伝えいたします。
毎年悩まされる蚊。デング熱に注意!!
夏になると出現する蚊。
お家の周りにも普通にいるので、ちょっと油断すると刺されてしまいます。
蚊に刺されて怖いのは、デング熱に感染すること。
国内での感染数は昨年は160名でしたが、
世界では2000万人で、特に東南アジア、南アジア、中南米では大きな流行を繰り返していますので、
旅行する際には注意が必要です。
感染すると突然の高熱・頭痛・発疹・リンパ節の腫れ等の症状が出ます。
蚊に刺されたら、ヒスタミンの作用を抑える抗ヒスタミン剤(虫刺され用ではムヒやウナコーワが有名です)を塗布し、
痒みを抑えましょう。
何日経っても腫れや痒みが引かない場合はアレルギー反応かもしれないので、皮膚科を受診しましょう。
・肌の露出、黒い服は控える!・・蚊は黒い色好むことが分かっています。
・夜明けと夕方に注意!・・・・・蚊の活動が活発なのは夜明けと夕方です。
・サンダルより靴を!・・・・・・蚊は足のにおいが好きなので、足を覆う靴を履きましょう。
・汗はこまめにふき取る!
・虫よけスプレーを活用!
ニュースで話題のヒアリ。猛毒があり刺されると激痛!!
ヒアリは「世界の侵略的外来種ワースト100」にも入っている、生態系や、人間への影響が大きい生物です。
もともと南米中部に生息していましたが、現在は、アメリカ・オーストラリア・カリブ海・タイ・台湾・フィリピン・
香港・中国とアジア圏にも生息が確認されています。
日本でも発見されて、上陸が心配されています。
外観は全体が赤茶色で、腹部は黒っぽい赤色をしています。
大きさは2ミリから6ミリ程度。動きが早く活発な動きが特徴です。
ヒアリは攻撃的なアリで、ネズミなど小さな哺乳類を集団で食い殺してしまいます。
また、猛毒性があり刺されると「火傷をしたときのような痛み」があります。
ヒアリの特性上、何度も刺すため、1度に何匹ものアリに刺されると最悪の場合、
アレルギー反応が起き、呼吸困難・死に至る可能性もあります。怖いです…。
刺された場合は、まず安静にして自身の体調の変化がないかに注意します。
症状が悪化した場合は、すぐに病院で受診してください。
神戸で見つかったアカカミアリ。毒があって気も荒い!!
「アカカミアリ」は、大きさが3ミリから8ミリほどで、体は黄色っぽい褐色をしています。
ヒアリと同じように腹部に毒針を持ち、刺されると激しい痛みを感じますが、
ヒアリに比べて毒性は低いとされています。
しかし、ヒアリと同じく刺されるとショック症状を引き起こすこともあるということです。
アカカミアリは沖縄本島などで生息しているのが確認されていて、
博多港で見つかったこともあるということで、神戸市は見慣れないアリには触らないよう注意を呼びかけています。
怒らせると怖いハチ。刺激しないのが一番!!
ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチ…人を刺してくるハチは集団生活を送る社会性のハチです。
刺されると痛い針は巣を守るための武器ですので、蜂の巣に近づかないようにすれば、蜂が人を刺すことはないのです。
ただし、その分、巣に危険が及ぶと感じた時の蜂の攻撃性は恐ろしく、集団で一気に襲い掛かってくることもあります。
とにかく巣に近寄らないように気を付けましょう。
とくにスズメバチは大きくて攻撃的なので注意してください。
刺されて怖いのはアナフィラキシーと呼ばれるショック症状。
アナフィラキシーショックは極めて短時間で起こるので、少しでも様子がおかしいと感じたら、
救急車を呼ぶなど速やかに対処するようにしましょう。
ハチ毒のアレルギーがなければ、痛みと腫れ、かゆみはありますが、自然に治癒します。
・黒い服は控える!・・・・・・・・・・・・ハチは黒い色を好む傾向があるので、ハチが出そうな所に行くときは明るい色の
服を選んでください。また香水など香りの強いものも避けましょう。
・ハチが寄ってきてもむやみに動かない!・・頭を隠して低い姿勢に。そっと離れましょう。
・刺されたてしまったら、水で洗う!・・・・ハチの毒は水に溶けやすいので絞り出すようにして毒を流水で洗うのが効果的。
針は指ではじいて取りましょう。抗ヒスタミン剤を含むステロイド軟膏を。
作成:株式会社ワイドソフトデザイン//出典:gooヘルスケア、メンズスキン大学、Wikipedia、healthクリニック、NHKニュースweb等