お久しぶりです。ふくちゃんです。
おもちライダーの「健康トピックス」見てますか?
今月で一旦最後なのですが、よく「バナナ」という名前を見かけていたので「バナナってそんなにすごいの?」と疑問に思い、調べてみました。
マジデ・バナナ・スゴカッタです!!
バナナはカラダが喜ぶ栄養分が豊富!
まずはこちらをご覧ください。
生のバナナ可食部100gあたりの主な栄養成分 ※日本食品標準成分表2020年版(8訂)より |
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エネルギー | 93kcal |
水分 | 75.4g |
たんぱく質 | 1.1g |
炭水化物 | 22.5g |
食物繊維 | 1.1g |
カリウム | 360㎎ |
マグネシウム | 32㎎ |
カルシウム | 6㎎ |
鉄 | 0.3㎎ |
ビタミンA | 56μg |
ビタミンB1 | 0.05mg |
ビタミンB2 | 0.04mg |
ナイアシン | 0.7mg |
ビタミンB6 | 0.38mg |
ビタミンC | 16mg |
ビタミンE | 0.5mg |
葉酸 | 26μg |
ポリフェノール | 1.1g |
セロトニン | 10mg |
ね!すごいでしょ!!
え?何がどうすごいのかわからない?(実はふくちゃんもわからない)
では次に、バナナの効果を紹介しますね。
美容/肌荒れが気になる方に
・美容効果(ビタミンB2)
・肌荒れ予防(ビタミンB6)
・便秘解消(食物繊維)
・むくみ防止(カリウム)
・肌の酸化予防(ポリフェノール)
ストレスを感じやすい方に
・リラックス効果(マグネシウム)
・安眠効果・イライラ解消(セロトニン)
むくみ/夏ばて防止
・むくみ防止(カリウム)
・疲労回復(ビタミンB1)
・エネルギーアップ(ビタミンB2)
・冷え性改善(ポリフェノール)
赤ちゃんの離乳食に
・健康な肌や髪をつくる(ビタミンB2)
・血液や筋肉の発育を助ける(ビタミンB6)
・骨の形成を助ける(マグネシウム)
・免疫機能を健全に保つ(カリウム)
疲労回復/スポーツをする方に
・筋肉の収縮をサポート(カリウム)
・強い骨を作る(マグネシウム)
・糖をエネルギーに変換(ビタミンB1)
・血液や筋肉になる(ビタミンB6)
生活習慣病予防・老化防止
・高血圧予防(カリウム)
・糖尿病予防(食物繊維)
・悪玉コレステロールの減少(食物繊維)
・冷え性改善、ストレス軽減(ポリフェノール)
ね!バナナ、すごいでしょ!!
いつ食べるのが効果的?
バナナって朝食べません?なんとなく。特に理由なく。それか、スポーツの合間とか。
ふくちゃんは、大昔ダンサーだった頃「足がつらないように」って、練習前や本番前にバナナを食べていました。
成分や効果もよく知らないのに「なんでバナナなんかな」と疑問に思うこともなく当たり前のようにバナナ食べてました。
実は、バナナは食べる時間によっても効果が色々なんですって!
朝バナナは「寝つきがよくなる」
バナナに多く含まれる「トリプトファン」は、精神を安定させる「セロトニン」の材料です。朝日を浴び目に光が入ることで、日中「セロトニン」が分泌され、夜になると「メラトニン」に変化します。「メラトニン」は体温を下げ、睡眠を促す睡眠ホルモンです。
つまり、
朝)バナナ(トリプトファン)を食べて朝日を浴びる → 昼)「トリプトファン」を材料にして「セロトニン」がたくさん分泌され、精神が安定する → 夜)「セロトニン」が「メラトニン」に変化しよく眠れる
とつながるのです。
昼バナナは「エネルギーチャージ」
バナナには、エネルギー源となる「糖質」や糖質を体の中で利用するために必要な「ビタミンB1」が含まれています。「糖質」と「ビタミンB1」を一緒に摂ると、糖質を効率よくエネルギーに変換でき、体の回復に効果があります。夕方までエネルギーをしっかり持続させたい時にも昼バナナがオススメです。
夜バナナで「キレイやせ」
バナナは腹持ちがよく満腹感が得られるので、夕食前に食べると、無理なく夕食の量が抑えられて過食を防ぐことができます。また、心を安定させる「マグネシウム」が一日の疲れを癒し「ビタミンB6」が肌や筋肉、骨などの材料になります。更に「食物繊維」が腸の働きを高め体の機能が向上します。翌朝の便通にも効果があるかも?
夜バナナダイエットの方法はこちらをどうぞ。(バナナ大学さんのHPに飛びます)
知ってて損なし!熟度によって異なる効果
買ってきたバナナは茶色くなる前に早く食べなきゃと思っていませんでした?(ふくちゃんは思っていました)
急がなくても大丈夫なんですよ♪
青めのバナナ・・「整腸効果」
上下に青い部分が残り、固めでしっかりとした食感があるのが青めのバナナ。さっぱりした甘さや酸味が楽しめます。
青めのバナナには食物繊維と同様の働きをする「難消化性デンプン」が多く含まれますが、この「難消化性デンプン」は熟成するにつれて分解されて糖化していきます(「難消化性デンプン」が減ってしまう)。よって、便秘を改善したい人には青めのバナナがオススメです。
黄色バナナ・・「美容効果」「アンチエイジング効果」
全体が黄色に完熟した状態で、甘味、香り、かみごたえのバランスがとれ、ほどよい弾力があるのが黄色バナナ。
黄色バナナには、体内の脂質や糖質、たんぱく質などのエネルギー代謝に欠かせない美容ビタミン(ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6)が、他の主な果物と比べて多く含まれています。しかも、B2もナイアシンもB6もバランスよく同時に摂ることができます。また、黄色バナナは、抗酸化力が高く美容に関心がある人にピッタリです。
茶色バナナ・・「免疫効果」「胃潰瘍抑制効果」
シュガースポット(茶色い斑点)があるのが特徴です。深めの甘みとコクがある芳醇な味わいが楽しめ、熟成につれ柔らかさが増します。
シュガースポットの出た『茶色バナナ』には、普通の果物では珍しい燐脂質が含まれおり、胃潰瘍を抑制する効果が期待できます。
ちなみに牛乳とバナナを混ぜることで胃粘膜保護効果が向上するそうですよ。
・・・・・・
牛乳とバナナ、合いますよね♪
特に茶色くなったバナナを凍らせて牛乳と混ぜてシェイクしたりしませんか?
美味しいからやっていたのに、免疫効果があったとは!ちょっと得した気分です。
バナナの保存方法
買ってきてすぐにバナナを冷蔵庫に入れている人はいませんか?
あれアカンらしいですよ!!
バナナは常温で追熟させる
バナナは熱帯果物なので13℃以下の寒い場所は苦手です。最適保存温度は15~20℃。(思ったほど熱帯と違うのね)
特に青めのバナナを冷蔵庫で保存すると呼吸が浅くなり、追熟しづらくなるため、常温の風通しのよいところにおいてください。
常温で好みの状態に追熟させてから新聞紙に包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。
新聞紙でくるむと湿度をほどよい状態に保ち、冷気が直接バナナにあたるのを防げます。
「あれ?冷蔵庫にバナナをいれていてもちゃんと茶色くなるよ」って思いましたか?
あれは追熟したのではなく低温障害による色の変化なんですって!
バナナスタンドがオススメ
バナナの房を仰向けに置いておくと、房全体の重みで下の部分がつぶれて痛んでしまうので、バナナスタンドなどにつり下げて保存するのが痛みにくく長持ちします。
スタンドがない場合は、字フックや紐で掛けておいても効果があるし、カーブをしている部分を上にして山型に伏せておいてもOK。
あと、袋に入ったバナナは袋から出した方がいいみたい(ふくちゃん何が何でも袋にいれたままにしていました)です。
1本1本切りはなす
バナナは自らエチレンガスを発生させます。エチレンガスとは、追熟を促すガスのことで、自らの熟成を促す働きがあると同時に周囲にある他の野菜や果物にも影響を与えます。
つまり、房の状態で何本もついていると、となり合うバナナ同士で熟すのを早めてしまうことに。
房から1本1本切り離して保存する方が長持ちしますよ。
カラダによいバナナも、食べすぎると体に負担がかかります。適量は1日1~2本です!
ふくちゃん今日から、黄色バナナを夜に食べよーっと♪♪
★「バナナ」が登場する健康トピックスはこちら
2022年8月号(アップUP通信)使用画像:いらすとや、イラストAC
出典:DOLE、スミフル、EPARK、たべいろナビ、ハルメクWEB、バナナ大学
作成:株式会社ワイドソフトデザイン